すず相場:約4カ月で最大の上げ-米FRB低金利維持で需要拡大観測

ロンドンのすず相場が過去約4カ 月で最大の上昇率を示した。米国の低金利政策が少なくとも2014年ま で続く見通しとなったことから、すずの需要が拡大するとの観測が高ま った。すずは携帯電話やプラズマテレビ用パネル、自動車の製造などに 利用される。

ブルームバーグが集計したデータによると、すずの年初来上昇率は 原材料80品目のうち2番目に高い。昨年は工業用金属の中で最低のパ フォーマンスを示した。米連邦準備制度理事会(FRB)の米連邦公開 市場委員会(FOMC)が2014年終盤まで政策金利を過去最低に近い 水準で維持すると表明したことから、銅相場は2.5%、ニッケルも

3.2%、それぞれ上昇した。

バークレイズ・キャピタル(ニューヨーク)のアナリスト、ニコラ ス・スノードン氏は「市場はこれまでで最も逼迫(ひっぱく)しそう だ」と指摘。「約四半期前と比較して景況感は高まっている」との見方 を示した。

ロンドン金属取引所(LME)のすず先物相場(3カ月物)は、前 日比6.9%高の1トン当たり2万4005ドルと、昨年9月27日以降で 最大の上昇率を示した。年初来では25%上げ、上昇率は商品80品目の うち天然ゴムに次いで高くなっている。ブルームバーグが先月集計した 調査によると、アナリストとトレーダー17人の予想中央値では、今年 の高値は1トン当たり2万6000ドルと見込まれている。

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