欧州株:ストックス600が強気相場入り、5カ月ぶり高値-鉱山株高い

26日の欧州株式相場は反発。 ストックス欧州600指数は昨年9月の安値から20%回復し、強気相 場入りした。米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を「少な くとも2014年遅くまで」異例な低水準で維持する意向を示したこと と、ギリシャ債務減免交渉で民間投資家が新たな案を提示するとの報 道が手掛かり。

BHPビリトンやリオ・ティントを中心に鉱山株が高い。携帯電 話メーカー、フィンランドのノキアも値上がりした。2011年10- 12月(第4四半期)のスマートフォンの販売台数が市場予想を上回 ったことが好感された。産金会社ペトロパブロフスクはロンドン市場 で11%上昇。昨年の金生産が24%増えたと発表した。

ストックス欧州600指数は前日比1.1%高の257.86で終了。 米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は前日、2日間の FOMC開催後、追加資産購入の可能性に言及した。指数は昨年9月 22日に付けた安値から20%上昇し、強気相場に入った。米経済回復 の兆しやユーロ圏の債務危機封じ込めへの期待が株価を支えた。

ノルデア銀行のシニアストラテジスト、ヘンリク・ドゥルセビエ リ氏(コペンハーゲン在勤)は「バーナンキ議長は景気回復が強くな らない限りは『全力で』支えると言っている」と語った。

この日の西欧市場では、全18カ国で主要株価指数が上昇。バー ナンキ議長はFOMC会合後の記者会見で、「雇用情勢がわれわれの 考える最大水準に向けて十分に改善しない場合や、インフレが責務と 一致する水準をさらに下回るような兆候を示せば、追加金融緩和を提 供する用意がある」と発言。債券購入は「明らかに机上にある選択肢 だ」と述べた。

一方、アテネでこの日再開されるギリシャの債務減免交渉では、 民間債権者側が同国債の交換後の表面利率を加重平均で3.75%とす る案を示すと、ギリシャ紙カティメリニが情報源を示さずに報じた。

ストックス欧州600指数を構成する業種別指数では、銅の値上 がりを受け鉱山株指数が上昇率トップ。世界最大手のBHPビリトン は3.3%上げて2199.5ペンス。同3位のリオ・ティントは4.9% 高の3893ペンス。

ノキアは2.7%高の4.17ユーロで終了。同社のスマートフォン 販売台数は1960万台と、アナリスト予想の1850万台を上回った。 ペトロパブロフスクの終値は772ペンス。

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