欧州株:続落、予想下回る決算に失望-エリクソン、ノバルティス安い

25日の欧州株式相場は続落。 スウェーデンの通信機器メーカー、エリクソンやスイスの製薬会社ノ バルティスの決算が市場予想を下回り、失望売りを招いた。

エリクソンがこの日発表した2011年10-12月(第4四半期) 純利益は11億5000万クローナと、市場予想の42億4000万クロ ーナを下回った。ノバルティスは2.5%の値下がり。一方、米アッ プルの好決算を受け、同社製品に使われる半導体を設計する英ARM ホールディングスは高い。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の254.95で終了。 年初来では4.3%上昇している。米経済回復の兆しや欧州の債務危 機封じ込めへの期待、中国が融資抑制を緩和するとの見方が株価を支 えた。

BNPパリバ・フォルティス・グローバル・マーケッツの調査責 任者、フィリップ・ガイゼル氏は電話インタビューで、「利益見通し は依然として非常に楽観的なようだ」と述べ、「われわれは現時点で リスク資産に慎重だ。景気全体が弱いことを忘れてはならない」と付 け加えた。

ブルームバーグがまとめたアナリスト1万2000人余りの見積も りによれば、ストックス欧州600指数の構成企業の1株当たり利益 は昨年、平均12%増加したもよう。今年は7%の増益が見込まれる という。

この日の西欧市場では、18カ国中12カ国で主要株価指数が下 落。エリクソンは14%下げて58.85クローナで終了し、2008年以 来の大幅安。ノバルティスの終値は50.70スイス・フラン。同社は 今年の業績について、売上高は昨年並みだが、主力商品が米国で特許 切れを迎えるため収益性が打撃を受けるとの見通しを示した。ARM は3%高の597.5ペンス。

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