トヨタ:今年の世界販売計画858万台-国内10万台上積み163万台

国内自動車最大手のトヨタ自動車 は25日、2012年の世界販売が前年比21%増の858万台の計画と発表 した。このうち、国内販売は昨年末の公表値から10万台上積みした。 政府のエコカー補助金の効果を織り込んだほか、タイ洪水からの挽回 や小型ハイブリッド車「アクア」などエコカー好調を見込んでいる。

今年の世界販売計画のうち、国内は同36%増の163万台、海外が 同18%増695万台。昨年12月22日の公表値には、エコカー補助金の 効果を織り込んでいなかった。

トヨタの前川眞基専務は同日、小型ハイブリッド車「アクア」に ついて、「順調に注文をいただいている」と述べ、投入から約1カ月間 の受注が10万台超になっていることを明らかにした。その上で、「生 産体制を精査中で、早くお届けできるよう努力は続けたい」と語った。 名古屋市内で記者団に話した。トヨタは昨年12月26日に国内投入し、 国内の販売目標は月1万2000台としていた。

また、前川専務はプラグインハイブリッド車(PHV)の受注に ついて、約3000台になっていることを明らかにした。ある程度、ゆっ くりした立ち上がりになるだろうと述べた。トヨタは昨年11月29日、 「プリウス」のPHVの受注開始を発表し、12年1月末に国内投入す ることを明らかにしていた。年間の販売目標は3万5000-4万台。

さらに、前川専務は他の車種の販売動向に関して、だいたい想定 している水準で推移していると語った。

トヨタは同日、名古屋市内で国内販売関係者と会合を開いた。豊 田章男社長は会合であいさつし、「私たちの日本のものづくりを守りた いという思いはなんら変わっていない」と強調し、「日本にものづくり を残すためには、日本の内需を拡大させることが大変重要」と指摘し たと、トヨタが公表した。

一方、トヨタはダイハツ工業や日野自動車を含むグループの昨年 の世界販売実績が同6%減の795万台で、うち国内は同19%減の178 万台、海外が同1%減の617万台とした。

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