アジアの製油所、西アフリカ産原油の輸入増-価格差縮小と中国の需要

アジアの製油所は西アフリカ産原 油の輸入を増やしている。大西洋海盆地域の油種が割安なためと中国で 需要が増えていることを背景に2月には少なくとも過去7カ月間で最高 に達する見通し。

6人のトレーダーへの調査とブルームバーグ・ニュースが入手した 出荷計画によると、アンゴラ、ナイジェリア、コンゴ共和国、コンゴ (旧ザイール)、赤道ギニア、ガボンから輸出される原油量は計6240 万バレル(日量215万バレル)になる見込み。1月に予定されている日 量183万バレルを18%上回る。

アジアの製油所が輸入できるのは中東産か西アフリカ産。軽質で 硫黄度が低いアンゴラとナイジェリア産を混ぜたものか、重質で硫黄 度が高いサウジアラビア、イラン産を価格に応じて選択する。軽質油の ほうがディーゼル油やガソリンに加工しやすい。

米国と欧州連合(EU)がイランの核開発に対し強硬姿勢を取る 中で欧州産と中東産原油の価格差は過去1カ月間、縮小している。一 方、リビアの原油輸出再開などで大西洋海盆地域の低硫黄原油の産油は 増加している。

スイスのツークに拠点を置く調査会社ペトロマトリックスのマネ ジングディレクター、オリビエ・ジェイコブ氏は20日の電子メールで 「リビア原油の輸出回復と米欧の製油所閉鎖の中で、大西洋海盆地域は 生産を続けなければならない。北海ブレントと中東ドバイの価格差 は小さくなっている」と述べた。

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