米社債保証コスト6日ぶり上昇、ギリシャ債務交渉難航で-CDS

24日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが5カ月 ぶり低水準から上昇。ギリシャの債務減免に向けた協議の難航で、欧 州の財政危機が拡大するとの懸念が強まった。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後5時23分(日本時間25日午前7時23分)現在、0.4 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の103.3bp。同指 数の上昇は6営業日ぶり。前日は一時102.5bpと、昨年8月以来の 低水準を付けていた。

ユーロ圏財務相会合のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫 相)は記者団に対し、ギリシャの債務負担軽減をめぐる協議が「軌道 を外れている」と指摘。米労働省は24日、昨年12月に全米37州で 失業率が低下したと発表したが、議長発言の影響の方が大きかった。

ミラー・タバクの経済担当チーフストラテジスト、アンドルー・ ウィルキンソン氏(ニューヨーク在勤)は電子メールで、「ギリシャ の債務交渉が主舞台となり、協議では両サイドとも譲歩に消極的だっ たことから、リスク志向が急激に後退した」と分析した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE