ブラジル株:7営業日続伸-商品相場高でMMXやヴァーレに買い

24日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が7営業日続伸し、この1年3カ月で最長の上げ となった。商品相場高を背景に、鉄鉱石生産のMMXミネラサン・ エ・メタリコスやヴァーレが上げを主導した。

中南米最大の石油化学会社ブラスケムは2.6%上昇し、昨年11 月16日以来の高値。鉄鉱石生産最大手ヴァーレは1.3%、MMXは

2.1%それぞれ値上がり。ブラジル石油公社(ペトロブラス)も

1.1%高で2営業日続伸。同社は23日、ジョゼ・セルジオ・ガブリエ リ最高経営責任者(CEO)の後任に天然ガス・エネルギー担当責任 者のマリア・ダス・グラサス・フォスター氏を昇格させる人事を内定 した。同社の株価は20日以降、4.9%上昇している。

ボベスパ指数は前日比0.2%高の62486.22で終了。指数構成銘 柄のうち上昇が39銘柄、下落は30銘柄。通貨レアルは0.2%安の1 ドル=1.7585レアル。

メトド・インベスチメントスの運用担当者、アレシャンドレ・ギ ルギ氏(サンパウロ在勤)は電話取材で「商品株は昨年、大幅に下落 したが、そうした下げは行き過ぎだったと投資家は気付き始めている ようだ」と指摘。「欧州が直面している債務危機にもかかわらず、昨 年の株式相場が織り込んでいたほど世界経済の成長見通しは暗くない 幾つかの兆しが見られる」と述べた。

ブラジル国内インフレ率が予想を上回る水準に加速したことを受 けて住宅建設株が下落したことから、ボベスパ指数は一時、1.2%下 げる場面もあった。昨年12月半ばから今年1月半ばまでの1カ月間 の拡大消費者物価指数(IPCA-15)は前月比0.65%上昇し、ブ ルームバーグがまとめたアナリスト44人の予想中央値(0.56%)を 上回った。

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