欧州株:反落、ギリシャ債務で財務相合意なし-格下げ後ソシエテ安い

24日の欧州株式相場は反落。前 日に5カ月ぶり高値で引けたストックス欧州600指数は下げた。欧州 の財務相はギリシャの債務交換で合意に至らず、むしろ同国債を保有 する民間投資家に一段の損失負担を求めた。

銀行株が大幅下落。フランスのソシエテ・ジェネラルとクレデ ィ・アグリコルの下げが目立つ。米格付け会社スタンダード・アンド・ プアーズ(S&P)は前日に両行を格下げした。エンジニアリング欧 州最大手、ドイツのシーメンスも安い。同社は2012年9月通期の業 績目標達成が困難になったと発表した。スイスの製油会社ペトロプラ ス・ホールディングスは破産申請の計画を明らかにし、上場来安値を 記録した。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の256.04で終了。 年初来では4.7%上昇している。世界経済の回復を楽観させる統計が 相次いだためだ。

ロベコ・ゲスションの投資部門責任者、イブ・マイヨ氏は「合意 には程遠いようだ」と指摘し、「ギリシャの課題と並行し、各国の返 済能力という問題が残っている。市場の状況は脆弱(ぜいじゃく)だ。 市場のセンチメントはこのところ一段と明るくなったが、それは投資 家が欧州中央銀行(ECB)による銀行向けの緩和策を織り込んでい たからだ」と説明した。

23日にブリュッセルで会合を開いたユーロ圏の財務相はギリシ ャ救済に一段の公的資金を投じることには否定的で、民間債権者に一 段の負担を求めた。ギリシャの財政赤字が想定よりも大きいことから、 債務交換後に同国が支払う金利を抑えることでギリシャの債務負担を 圧縮したい考えだ。

ギリシャのベニゼロス財務相はこの日、同国政府は自発的債務交 換に関する民間との交渉を2月1日までに完了する計画だと述べた。

この日の西欧市場では、18カ国中14カ国で主要株価指数が下落。 銀行株は1%下げた。ソシエテは5.4%安の21.57ユーロ、クレデ ィ・アグリコルは4.1%安の5ユーロでそれぞれ終了。シーメンスは

1.3%下げて77.39ユーロで引けた。ペトロプラスは84%急落して

0.24スイス・フラン。

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