米J&J:10-12月は89%減益-12年利益見通しは市場予想下回る

ヘルスケア製品で世界2位、米 ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の2011年10-12月 (第4四半期)決算は89%減益となった。和解費用や人工股関節の リコール(無料の回収・修理)が響いた。また、同社が明らかにした 12年通期の利益見通しは市場予想を下回った。

24日の発表によると、10-12月純利益は2億1800万ドル (約170億円、1株当たり8セント)と、前年同期の19億4000 万ドル(同70セント)から減少した。一時項目を除く1株利益は

1.13ドル。ブルームバーグがまとめたアナリスト20人の予想平均 は1.09ドルだった。

12年の利益見通しは1株当たり5.05-5.15ドルと、アナリ スト予想の5.20ドルを下回った。為替レートの影響で利益は約13 セント減少するという。ウィリアム・ウェルドン最高経営責任者(C EO)率いる同社は過去2年間に鎮痛剤「タイレノール」など大衆薬 や人工股関節でリコール実施に見舞われ、売り上げが伸び悩んでいる。

ミラー・タバクのアナリスト、レス・ファントレイダー氏(ニュ ーヨーク在勤)は電話インタビューで、「為替相場が不安定であるこ とは誰もが認識しており、J&Jが誇張しているわけではないと思う」 と述べた上で、「取り立てて懸念すべきことはないが、売上高にはも うひと押しほしいところだ」と述べた。

ニューヨーク時間午前9時39分現在、J&Jの株価は前日比 1%未満の下げ。前日までの1年間で同社株は3.7%上昇している。

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