ロムニー氏:2010年の収入2160万ドル-税率は13.9%にとどまる

米大統領選挙の共和党の有力候補 者、ロムニー前マサチューセッツ州知事は2010年に2160万ドル(約 16億6400万円)の収入を得たが、投資収入への優遇税制や寄付に伴 う控除で、所得税率は13.9%にとどまり、最富裕層の通常の税率を大 きく下回った。

ロムニー陣営が23日夜に記者団に示した10年の確定申告書によ れば、同候補の収入の半分以上はキャピタルゲインと配当。こうした 収入の最高税率は15%で、通常の所得の最高税率35%より低い。陣営 は24日に申告書内容を公表する。

ロムニー候補は23日夜の討論会で、「間違いなく国民の話題に上 るだろう」と発言。「私の収入や支払った税金、慈善活動への寄付がど のくらいだったかを見て、税制の複雑さに気付くという意味だ」と話 した。

同候補の収入は、米国の高額納税者の最上位層に近いことが分か った。米内国歳入庁(IRS)によると、08年の米国民の年間総所得 (修正済み、中央値)は3万3048ドル。ロムニー氏の1日分の収入に も満たない。

ロムニー陣営はまた11年分の確定申告の推計を示し、年間総所得 は2090万ドル、実効税率は15.4%だとした。同申告書はまだIRS には提出されていない。

ロムニー候補の確定申告に関する議論は、投資、特に成功報酬に 関する税制の在り方をめぐる政治論争を再び活発化させている。

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