基礎収支目標の達成は1年遅れ、消費税上げずれ込みで-内閣府試算

内閣府は24日午前の閣議に国と 地方の財政見通しを示す「経済財政の中長期試算」を提出した。それ によると、2015年度までに国・地方の基礎的財政収支の赤字を国内 総生産(GDP)比で10年度から半減する政府目標の達成は1年遅 れの16年度になるとしている。

政府・与党がこのほど決定した社会保障・税一体改革大綱素案で 消費税率の引き上げ時期を当初案から半年先送りし、14年4月に8%、 15年10月に10%にしたことが要因。試算では15年度に対GDP比

3.3%となり、目標値の同3.2%を上回るが、16年度には同3.0%と目 標値を下回るという。

一方、当初案通り15年4月から消費税率を10%にした場合、同 年度に対GDP比3.0%となり目標を達成すると指摘。20年度は横ば いにとどまるとし、「黒字化目標達成のためにはさらなる収支改善が 必要」としている。

13年度から16年度の平均成長率は実質1%強と試算。同時期の 平均物価上昇率は、消費税率引き上げの影響により消費者物価指数と GDPデフレーターがそれぞれ2%弱、1%程度となり、平均名目成 長率は2%強となる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE