武田薬の多発性骨髄腫治療薬「ベルケイド」、FDAが皮下投与を認可

武田薬品工業は多発性骨髄腫(M M)治療薬「ベルケイド」の皮下注射投与について米当局の認可を 獲得した。この注射方法は患者に副作用を引き起こす頻度が少ない。

武田薬は23日の発表文で、米食品医薬品局(FDA)が血液 がんの一種である多発性骨髄腫の治療での皮下注射投与を承認した ことを明らかにし、皮下注射投与では深刻な抹消神経障害に見舞わ れる患者を減らすことができたと説明した。

FDAは2003年にベルケイドの静脈注射投与を認可していた。 武田薬傘下のミレニアム・ファーマシューティカルズのデボラ・ダ ンサイア最高経営責任者(CEO)は、副作用が比較的少ないため 皮下注射投与は推奨される投与方法になる公算が大きいとの見解を 示した。ブルームバーグの集計データによると、ベルケイドの2011 年3月末までの1年間の売上高は5億9400万ドル(約460億円)。

ダンサイアCEOはインタビューで「ベルケイドの投与をもっ と長く続けられる患者が増えるだろう」と述べ、「それも売り上げ が拡大する理由になろう」と付け加えた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE