ブラジル株:6営業日続伸-CEO交代発表のペトロブラスが高い

23日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が6営業日続伸し、ここ半年で最長の上げとなっ た。最高経営責任者(CEO)の交代を発表したブラジル石油公社 (ペトロブラス)が買いを集めた。

ペトロブラスは3.8%高と、昨年5月4日以来の高値を付けた。 同社はジョゼ・セルジオ・ガブリエリCEOの後任に、天然ガス・エ ネルギー担当責任者マリア・ダス・グラカス・フォスター氏が就く人 事を発表した。一方、時価総額で中南米最大の銀行、イタウ・ウニバ ンコ・ホールディングは1.9%安と、金融株の下げの中心となった。 ブラジル中央銀行が政策金利の引き下げペースを緩めるとの観測が響 いた。

ボベスパ指数は前週末比0.1%高の62386.24で終了。指数構成 銘柄のうち下落が46銘柄、上昇は21銘柄。通貨レアルはほぼ横ばい の1ドル=1.7550レアル。

レメ・インベスチメントスのジョアン・ペドロ・ブルガー氏は電 話取材で、「ガブリエリ氏はペトロブラスに永久にとどまることはで きない、フォスター氏を後任に充てる人事は、同社が過去数年にわた って採用している方針に変わりがないことを示唆している」と指摘し た。

ブラジル中央銀行のエコノミスト調査で、2013年の同国経済成長 率の予想が上方修正され、金利先物利回りが総じて上昇したことから、 ボベスパ指数は一時、0.6%下げる場面もあった。

同中銀がエコノミスト約100人を対象に20日実施し、この日発 表した調査によると、13年の同国経済成長率の予想は4.25%(予想 中央値)と、前週の4.2%から上方修正された。4月時点の政策金利 予想は9.75%と、前週の9.50%から上方修正された。

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