世界のトウモロコシ価格の上昇、米エタノール政策に起因-FAO

米国のエタノール向けトウモロコ シ消費が世界の価格上昇につながっているとの見方を、国連食糧農業機 関(FAO)のシルバ事務局長が示した。

シルバ事務局長は21日、64カ国の農相が集まりドイツのベルリン で開催された会議で「FAOは、食糧のバイオエネルギー生産への利用 に対して反対の声を上げている」とし、「特に」米国でのトウモロコシ と欧州での油糧種子のケースが問題だと述べた。

シカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロコシ先物の20日終値は 1ブッシェル当たり6.115ドルと、10年前の2.1175ドルのほぼ3倍 に高騰している。米国では生産されたトウモロコシの一部がガソリン混 合用のエタノールの製造に利用され、欧州では油糧種子がバイオディー ゼル燃料の原料となる。

シルバ事務局長は、相場の詳細を注視してきたが、最近、米国での トウモロコシのバイオ燃料向け消費が世界中で価格に影響を及ぼしてい ることは間違いない」と指摘した。

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