NY原油先物時間外:4日続落、一時1%安-EU外相理事会を控え

ニューヨーク原油先物相場は23 日の時間外取引で4営業日続落。欧州連合(EU)のイラン産原油禁輸 措置は遅れる見通しである一方、欧州債務危機で商品への需要が圧迫さ れるとの懸念が強い。

原油先物相場は一時、1%下げた。前週末の通常取引は2.2%下 落。協議に詳しい外交筋によると、欧州連合(EU)外相理事会は23 日、イラン産原油禁輸措置の発効時期を半年後にすることで合意する見 通し。EU財務相理事会は財政規律や債務国を保護する金融のファイア ウオールについて協議する。国際エネルギー機関(IEA)や世界エ ネルギー研究センターによると、サウジアラビアにはイランの原油輸 出が減った分を補う能力がある。

CMCマーケッツ(シドニー)のチーフアナリスト、リック・ス プーナー氏は「欧州の次の手段は財政協定で実質的に合意することだ が、まだ落ち着き先は見えないようだ」とし、イラン問題に関しては 「具体的な措置は取られないという前提で原油相場は動いている」と 述べた。

原油先物3月限は一時、93セント安の1バレル当たり97.40ドル を付けた。シドニー時間午後0時56分(日本時間午前10時56分)現 在、97.92ドルで推移している。前週末の通常取引は2.21ドル安の

98.33ドルで引けた。約5週間ぶりの低水準。1年前に比べると11% 上昇。

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