イラン:インドに日本円での原油代金支払いを要請、制裁受け-関係者

イランはインドに対し、原油代金の 一部を日本円で支払うよう要請した。イランに対する国際的な制裁措置 が強まる中、両国は取引を維持する方法をめぐり合意を目指している。 事情に詳しい3人の関係者が明らかにした。

情報が非公開として匿名を条件に語った関係者によると、インドは 先週のテヘランでの会談で、イランに対しインドの銀行口座を通じてル ピーで支払うことを提案した。インドにとってイランは第2位の原油供 給元。ルピーが完全に交換可能な通貨ではないことから十分な価値を得 られない可能性があるため、イランの当局者は支払いの一部を円で行う よう求めたという。

インド準備銀行(中央銀行)が2010年12月にユーロとドルによる 支払いを決済するメカニズムを廃止したため、両国は年間95億ドル(約 7310億円)規模の原油取引を維持しようと苦戦している。事情に詳しい 4人の関係者が10日明らかにしたところによると、現在はトルコのハル ク銀行を経由して取引が行われているが、同行はもう仲介先になれない 可能性があるとインドの石油会社に伝えたという。

インド政府は円での支払い方法を検討しているが、まだ決定してい ないという。ブルームバーグがまとめたデータによると、過去1年間に ルピー相場が9.7%下落したのに対し、円は6.5%上昇している。

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