EU、ECBに配慮し独首相の危機対策に立ち返る-最新の財政協定案

欧州連合(EU)各国政府は、財 政再建の取り組みが後戻りする恐れがあるとの欧州中央銀行(ECB) の警告を受け、ドイツのメルケル首相が主張する規律強化を通じた債務 危機対策へと立ち返ることになった。

23日の欧州財務相会合で議論される予定の最新の財政協定案は、 ユーロ圏の信用回復に向け、各国に財政規律の公約実行を求めたドラギ ECB総裁の呼び掛けに従った内容となった。政策当局者らがECBを なだめることは欧州債務危機封じ込めに取り組む上で極めて重要になる 公算だ。

INGグループのエコノミスト、カールステン・ブルゼスキ氏(ブ リュッセル在勤)は20日の電話インタビューで、ECBは「これに十 分満足し、銀行の生き残りと国債購入を期待して莫大な量の流動性を」 銀行に供給する「現行政策を継続するだろう」と指摘した。

ブルームバーグ・ニュースが入手した19日付の草案によると、新 協定は構造的赤字が国内総生産(GDP)比で0.5%を「著しく」逸脱 する場合に「自動的」に発動される一元化された「是正メカニズム」を 義務付けている。

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