ホンダが「NSX」生産拠点で米国を選択-国内製造の困難さ浮き彫り

ホンダが高級スポーツカー「ア キュラNSX」の生産拠点として米オハイオ州を選んだことは、 米国のエンジニアや工場への信頼を物語るとともに、円高のなか にあって日本国内で自動車を製造する困難さを浮き彫りにしてい る。

3年以内に発売が予定されているアキュラNSXは、アジア や欧州の自動車メーカーが米国で生産する乗用車としては最も高 価で技術的に高度なモデルになる見通し。オハイオ州は世界で唯 一のNSX生産拠点になる。ホンダ幹部によると、販売価格は10 万ドル(約770万円)を上回る見通し。

驚きを持って受け止められたNSXの生産計画はホンダの伊 東孝紳社長が先週デトロイト自動車ショーで明らかにしたものだ が、同社は昨年の8月にも、国内生産した「フィット」などの輸 出で被る損失を抑えるためメキシコに小型車生産工場を建設する 計画を公表している。この2つの計画によりホンダは、米国外の 自動車メーカーとしては初めて北米にフルレンジの生産体制が整 うことになる。

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