香港の人民元建て融資:今年は急増へ、「黄金期」か-クレジット市場

中国人民元の利用が貿易と金融 で広がっていることから、香港での人民元建て融資が今年は3倍に増 える-。時価総額で中国5位の銀行、交通銀行はこう予想する。

同行香港支店の副ゼネラルマネジャー、須成発氏は18日のイン タビューで、人民元建て融資残高がほぼ600億元(約7300億円)と、 昨年9月末時点の190億元から急増すると見込んでいると述べた。 英銀スタンダードチャータード香港部門の洪丕正最高経営責任者(C EO)は先月、残高が1000億元に達するとの見方を示している。

中国の融資引き締めが本土企業からの資金需要を刺激している。 香港での人民元預金金利は昨年、3倍となった。人民元を活用しやす くするため、香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は今週、 金融機関向けの資本規定を緩和した。

須氏は「今年は香港の人民元建て融資の黄金期となるだろう。大 きな可能性を見込んでいる。事業環境と政策に精通している中国の銀 行には競争上の利点がある」と述べ、今年に入っても交通銀の人民元 建て預金が引き続き増えていることを明らかにした。

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