英国債:下落、逃避需要が後退-スペインとフランス入札で利回り低下

19日の英国債相場は下落。10 年債利回りは過去最低から上昇した。スペインとフランスの国債入札 で借り入れコストが低下したことを受け、比較的安全とされる英国債 の需要が後退した。

10年債利回りは昨年11月以来で最大の上げとなった。英政府 はこの日、5年債を40億ポンド入札した。前日に2009年1月以来 の最小付近にあった2年債と10年債の利回り格差(スプレッド)は、 この日は拡大した。

ロイズ・バンク・コーポレート・マーケッツ(ロンドン)の金利 ストラテジスト、バトサラ・ダッタ氏は、「センチメントが改善して いるとの見方が、英国債などトリプルAの格付け債の利回りを押し上 げている。市場では新たな供給への備えも進んでいる」と述べた上で、 「だが、全般的には最上級格付けの国債の需要は依然として強く、英 国債の低利回りの環境は続くだろう」と付け加えた。

ロンドン時間午後4時54分現在、10年債利回りは前日比9ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.05%と、昨年 11月25日以来で最大の上げとなった。18日には過去最低となる

1.917%まで下げていた。同国債(表面利率3.75%、2021年9月 償還)価格はこの日、0.805下げて114.805。

一方、2年債利回りは前日比5bp低下の0.38%。ブルームバ ーグがまとめたデータによると、2年債と10年債のスプレッドは 168bp。前日には154bpまで縮小し、2009年1月以来の最小と なった。

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