ECB:ユーロ圏経済に不確かながら安定化の兆し-月報

欧州中央銀行(ECB)は、ユ ーロ圏経済に安定化の兆しが見られるとし、金融機関への記録的な規 模の流動性供給が成長を支えるとの見解を示した。

ECBは19日公表した1月の月報で、「景気見通しには引き続 き高い不確実性があるものの、経済活動が低水準で安定化する兆しが 不確かながら見られる」と解説した。ドラギ総裁の12日の会見内容 を踏襲した。月報は、ECBの無制限資金供給が「引き続きユーロ圏 の銀行と実体経済への与信を支えるだろう」としている。

ユーロ圏はリセッション(景気後退)の瀬戸際にあるものの、経 済が持ちこたえる兆候も見られ、ECBにはこれまでの措置の効果を 見極める余裕がある。ドラギ総裁はECBによる3年物融資が「深刻 な」信用収縮を防いだと発言。またユーロ圏全体で政府の借り入れコ ストが低下しているとも指摘していた。

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