香港株(終了):上昇、建設銀が高い-中国の融資規制緩和の観測で

香港株式相場は上昇。ハンセン指 数は今年、1989年以来の好スタートを切っている。米住宅建設業界の 景況感を示す指数が上昇したほか、中国が成長鈍化に伴い融資規制を 緩和するとの観測が広がった。

米ウォルマート・ストアーズに玩具や衣料品を納入するリー・ア ンド・フォン(利豊、494 HK)は2.1%高。中国2位の銀行、中国建 設銀行(939 HK)は2.5%高。中国平安保険(集団、2318 HK)やアル ミニウム生産で中国最大手のチャルコ(中国アルミ、2600 HK)も高い。

時価総額で香港3位の不動産開発会社、ハンルン・プロパティー ズ(恒隆地産、101 HK)は9.7%高。上海の賃貸料上昇で7-12月(上 期)の利益が増加した。

RBCインベストメント・マネジメント(アジア)で運用に携わ る武田洋二氏(香港在勤)は、金融状況が依然としてかなり逼迫(ひ っぱく)していることから、中国は徐々に緩和を進める必要があると 指摘。米経済は改善しつつあるものの、欧州をめぐる不確実性から今 後も引き続き株価上昇は抑えられるだろうとの見方を示した。

ハンセン指数は前日比256.03ポイント(1.3%)高の19942.95 で終了。構成48銘柄中、値上がりと値下がりの比率は約3対1。年初 来約3週間の上昇率は8.2%と、同じ期間としては89年の8.3%以来 最大。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比1.7%高の11138.49。

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