12月の米CPI:ほぼ横ばいか、年末値引き販売が物価抑制-BN調査

米国の昨年12月の消費者物価は、 年末商戦の売り上げ拡大を狙った小売業者の値引き販売などに抑制さ れ、ほぼ横ばいにとどまったもようだ。

ブルームバーグ・ニュースが集計したエコノミスト78人の予想中 央値によると、19日発表の12月の米消費者物価指数(CPI)は前 月比0.1%上昇の見通し。前月は変わらずだった。同日発表される12 月の住宅着工件数は1年7カ月ぶり高水準となった11月から減った とみられる。一方、先週の新規失業保険申請件数は減少が予想されて いる。

アメリプライズ・ファイナンシャル(デトロイト)のシニアエコ ノミスト、ラッセル・プライス氏は「物価圧力は緩和しており、向こ う数カ月で小幅ながらさらに緩む見通しだ」と指摘。「米連邦準備制度 理事会(FRB)の予想に沿ってインフレ率が一段と緩やかなペース に低下するというのが、方向として最も可能性が高い」と述べた。

米労働省はワシントン時間午前8時半(日本時間午後10時半)に 12月のCPI統計を発表する。エコノミストの予想レンジは前月比

0.1%低下-0.3%上昇。

変動の大きい食品・エネルギーを除いたコア指数も12月は前月比

0.1%上昇(79人の予想中央値)の見込み。11月は同0.2%上昇だっ た。前年同月比では2.2%上昇(34人の予想中央値)したとみられる。

米商務省が同時刻に発表する12月の住宅着工件数は年率換算で 68万戸(76人の予想中央値)と、11月の同68万5000戸を下回ると 予想されている。予想レンジは62万5000-72万3000戸。

先行指標となる住宅着工許可件数は68万戸(48人の予想平均値) と、前月からほぼ横ばいの見通し。

労働省が同時刻に発表する先週の新規失業保険申請件数は38万 4000件(41人の予想中央値)と、前週の39万9000件から減少が見込 まれている。

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