中国銀監会:銀行の資本規制緩和を検討、成長鈍化受け-関係者

中国銀行業監督管理委員会(銀監 会)は、同国の昨年10-12月(第4四半期)成長率が10四半期ぶり 低水準となったことを受け、銀行の自己資本規制を緩和することを検 討している。事情に詳しい関係者4人が明らかにした。

情報が非公開であることを理由に関係者が匿名で語ったところで は、銀監会は商業銀行向けの最も厳格な自己資本比率適用を先延ばし しており、中小の個人事業主・企業向け貸し出しに対するリスク配分 を引き下げる可能性がある。銀監会はこのほか、リスク軽減の算定に 用いられている貸倒引当金の余剰分積み増しを銀行に認める公算が大 きい。

10-12月期の経済成長率が8.9%に鈍化したことを受けて、中国 の金融政策当局に対する融資緩和圧力が強まっている。中国人民銀行 (中央銀行)は昨年12月、2008年以降で初めて銀行の預金準備率を 引き下げた。自己資本規制基準が緩和されれば、銀行は株式発行や起 債による資金調達をしなくても融資を増やせる可能性がある。

中国2位の銀行の投資銀行部門、CCBインターナショナル・セ キュリティーズの香港在勤アナリスト、盛楠氏は「当局が成長減速を 懸念していることは明らかで、今では銀行の融資能力を過度に抑える ことに消極的になっている」と指摘。「これにより、銀行の資本必要額 が減少し、資金不足に陥った中小企業への融資拡大を一段と促すこと になろう」と付け加えた。

--Jun Luo. Editors: Chitra Somayaji, Edward Evans

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 野崎 ひとみ Hitomi Nozaki +81-3-3201-3549 or hnozaki1@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Jun Luo in Shanghai at +86-21-6104-3036 or jluo6@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chitra Somayaji at +852-2977-6486 or csomayaji@bloomberg.net

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