スペイン:ECB理事会を舞台に独仏伊と勢力争い-理事候補指名へ

スペインは欧州中央銀行(ECB) のゴンサレスパラモ理事の後任も同国出身者を充てたい考えで、債務危 機が続く中、ECB理事会を舞台にドイツやフランスなどとの勢力争い が繰り広げられている。

スペインはECBの司法サービス責任者アントニオ・サインス・デ ビクーニャ氏を5月に任期切れを迎えるゴンサレスパラモ理事の後任と して指名する。スペイン政府当局者が匿名を条件に語った。スペインは 6人から成る理事会で、独仏イタリアと共に恒久的な理事席の確保を目 指している。

オランダなどユーロ圏北部の比較的規模の小さな国は救済基金への 拠出時にこうした動きに不快感を示す一方で、スペインは次の救済の対 象とならないよう取り組みを進めている。ECBのドラギ総裁はイタリ ア人、コンスタンシオ副総裁はポルトガル人だ。ゴンサレスパラモ理事 の退任で、理事交代はこの1年足らずで5人目となる。

理事候補者は19日夕方には出そろう予定で、ブリュッセルで23 日に開かれるユーロ圏財務相会合でこの問題が協議される。スペイン当 局者は、デビクーニャ氏への支持票を十分確保できると信じていると述 べた。

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