中国の米国債保有、11年11月は2カ月連続減少-1兆1300億ドル

中国の昨年11月の米国債保有 高は2カ月連続で減少した。同月は、米国債利回りが年初来の低 水準に接近し、海外勢全体としての需要は旺盛だった。

米財務省が18日発表した対米証券投資統計によると、中国の 中長期米国債保有額は15億ドル(0.1%)減少し、1兆1300億ド ル(約87兆円)。短期債保有高は12%減の23億ドルだった。

一方、英国の米国債保有高は、10月には2010年6月以来の減 少となっていたものの、昨年11月は過去最高に達した。英国の動 向は、本土以外での中国人投資家の動きの指標となる傾向にある。

バークレイズの金利戦略共同責任者、マイケル・ポンド氏は、 中国人投資家の動向によって月次の対米証券投資統計は実体が覆 い隠される傾向が強いと指摘した上で、「結局のところ、彼らは投 資に回すドルを保有しているということだ」と語った。

米財務省の統計によると、英国の米国債保有高は4.4%増の 4294億ドル。日本の保有額は599億ドル増の1兆400億ドルと過 去最高だった。

中国の昨年11月の米国債保有高1兆1300億ドルは10年7月 以来の低水準。統計は今年、改定が見込まれる。昨年は2月に改 定が行われている。

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