SMBC日興証の日本株ファンド、半年ぶりの大型商品に

SMBC日興証券が4日から19日 まで販売した日本株ファンドの販売額が半年ぶりの規模に膨らみ、個人 投資家が日本株投資に前向きになりつつあることが示された。

同証券・広報部によると、単位型投信「日本低位割安株ファンド ’12-01(愛称:龍視眈眈)」の販売額は291億4338万円。新規の日本 株ファンドとしては、野村アセットマネジメントが昨年8月に設定した 「野村日本割安金融1108」以来の高水準。

ファンドは、東証1部上場銘柄のうち、株価水準が下位3分の1に 位置する銘柄を対象に、財務体質や株価の割安度といった観点から選ん だ約100銘柄でポートフォリオを構築する。日興アセットマネジメント が20日に設定し、運用を開始する。

SMBC日興証の桜井歩・アセットマネジメント・マーケティング 部長は、「昨年8月の米国国債格下げ以降、株式型商品の売れ行きは良 くなかったが、新年を迎え個人投資家は徐々にリスクオフからオンへと 変化してきた」と指摘。日本株は「大きく上昇するイメージはないもの の、さすがに現水準は売られ過ぎで戻りが期待できると考え、購入した ようだ」とブルームバーグの電話取材に対し述べた。

ブルームバーグ・データによると、TOPIXの昨年1年間の騰落 率はマイナス19%で、世界の主要株価指数91のうち61位。しかし日 興アセットでは、ことしは復興需要などに支えられて景気回復の足取り を固め、企業業績は増益に転換、東証1部のPBR(株価純資産倍率) やPER(株価収益率)の低下によるバリュエーション面の魅力もあっ て相場反発が期待できると販売用資料に記述している。

なかでも低位株は、景気回復期待の高まりとともに注目度も上昇、 株式市場全体を上回るパフォーマンスを上げる傾向があるという。

日本株ファンドは昨年12月29日に大和証券投資信託委託が239億 7120万円で設定、今後は現時点でDIAMアセットマネジメントが2 月23日、野村アセットが同27日に予定と、投入が相次ぐ。

-- Editors:Noriko Tsutsumi, Tetsuzo Ushiroyama

参考画面: 記事についての記者への問い合わせ先: 東京 浅井真樹子 Makiko Asai +81-3-3201-8955 masai@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保義人 Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 okubo1@bloomberg.net

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