香港株(終了):ハンセン指数、2カ月ぶり高値-中国の緩和観測で

香港株式市場では、ハンセン指数 が上昇し、2カ月ぶりの高値で引けた。中国の一部の省で預金準備率 が引き下げられたことを受け、一段の金融緩和の公算が大きいとの観 測が強まった。

中国建設省傘下の不動産会社、中国海外発展(688 HK)は2.1% 上昇。時価総額でアジア3位の保険会社、AIAグループ(1299 HK) は1.6%高。同社がオランダのINGグループのアジア保険事業を買 収する提案の可能性をめぐり助言を求めていることが、関係者の話で 分かった。米ウォルマート・ストアーズに商品を納入するリー・アン ド・フォン(利豊、494 HK)も高い。

ドイツのBMWと提携している華晨中国汽車(1114 HK)は9%安。 複数の企業幹部が同社の株式を売却したことを明らかにした。欧州を 最大市場とする衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330HK)も 値下がりした。

マニュライフ・アセット・マネジメントの大中華圏株式担当マネ ジングディレクター、テラス・チャム氏(香港在勤)は、「中国の預金 準備率引き下げがあと数回あると予想している」と指摘。「全般に流動 性状況は依然としてかなり逼迫(ひっぱく)している」と述べた。

ハンセン指数は前日比59.17ポイント(0.3%)高の19686.92で 終了。構成48銘柄中、値上がりと値下がりの割合は約6対5。ハンセ ン中国企業株(H株)指数は同0.1%安の10952.60。

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