台湾TSMCの10-12月:3四半期連続の減益-顧客が発注抑制

半導体ファウンドリー(受託 生産)世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の2011年10 -12月(第4四半期)決算は、利益が3四半期連続で前年割れと なった。顧客が在庫削減のために発注を減らしたことが影響した。

TSMCが18日発表した10-12月期の純利益は316億台湾 ドル(約810億円)と、前年同期の407億台湾ドルから23%減少 した。ブルームバーグがまとめたアナリスト18人の予想平均は 310億台湾ドルだった。

世界的な景気低迷や欧州債務危機を背景に、米半導体企業の 売り上げの伸びが鈍化したことが響いた。しかし、米ブロードコ ムやエヌビディアなどの顧客の発注再開で、TSMCの収益は12 年1-3月(第1四半期)に底打ちする可能性がある。

RBSアジアのジェフリー・トーダー氏(台北在勤)は発表 前、「顧客は現在、在庫を補充しつつある。需要はいずれ回復し、 TSMCの増収をけん引するだろう」と述べていた。同氏は、T SMC株の投資判断を「買い」としている。

既に発表されている10-12月期の連結売上高は前年同期比 5%減の1047億台湾ドルで、アナリスト予想(1030億-1050億 台湾ドル)の上限に近かった。

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