オリンパス:臨時総会4月後半、提携は新経営陣が決定と高山社長

オリンパスは18日、経営陣刷新を 目的に今春の開催を表明していた臨時株主総会について、4月後半に開 く準備を進めていると発表した。高山修一社長を含め、損失隠し問題に 責任があると外部委員会に認定され同社から提訴された取締役は、臨時 総会終了時に退任の予定。

高山社長は同日の都内での会見で、損失隠し発覚を受けた決算訂正 で落ち込んだ自己資本の充実の必要性を改めて強調。複数社と提携する など「いろいろなパターンを考えている」と述べた。しかし、資本・業 務面で提携する場合でも、相手先企業は臨時総会後に刷新された新経営 陣が決める事項だなどとして、詳細な言及を避けた。

高山氏は、3月中旬には指名委員会から新役員候補の選任を受けた いと語った。提訴対象にならなかった現取締役も、その後の「しかるべ き時期に退任する」とした。再発防止に向け、新経営体制では取締役の 過半数を独立性の高い社外取締役とすることなどを検討中とも語った。

決算修正で昨年9月末の純資産は460億円と、同3月末の1156億円 から急減し、自己資本比率は4.5%まで低下。高山氏は昨年12月15日の 会見で、補強はキャッシュフロー(現金収入)流入だけでは不可能だと して、資本増強の「手段を幅広く考える」と述べていた。

これを受け同20日付の日本経済新聞朝刊は、オリンパスが優先株発 行を軸に1000億円規模の増資を検討し、ソニーや富士フイルムホールデ ィングスなどが関心を持っていると報じていた。高山氏は18日の会見 で、こうした「報道に出ている会社と具体的な話をしている経緯は全く ない」と述べた。

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