英国で自営業者が急増、景気回復低迷でも仕事切望-英国人事協会調査

英国ではリセッション(景気後退) とその後の回復低迷を背景に自営業者が過去最高水準に達している。必 死に仕事を求める人々が増えているためだ。英国人事協会(CIPD) の調査で明らかになった。

CIPDが英政府の統計を基に18日発表したリポートによると、 自営業者の数は昨年8-10月に414万人に増加。2008年のリセッシ ョン入りの時期と比較して8%増えた。就業者数は3%減少した。自営 業者は英国の就業者全体の14.2%を占めている。

CIPDの経済担当チーフアドバイザー、ジョン・フィルポット氏 はインタビューで自営業者の増加について「失業者数の抑制に極めて重 要な効果がある」と指摘。「雇用状況が非常に厳しいため、人々は就け る仕事に就いている」と述べた。

第2次世界大戦後で最悪のリセッションからの脱出後2年を経て 英国の生産水準はなお、ピークだった08年の年初を約4%下回ってい る。欧州の債務危機と政府の緊縮財政政策を背景に景況感が冷え込む 中、経済が再び収縮するとの懸念が高まっている。

英統計局の先月の発表によると、国際労働機関(ILO)の基準に 基づく失業者数は8-10月に264万人と、1994年以来の高水準に達 した。

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