超大型タンカーの余剰、1年2カ月ぶり低水準-ホルムズ海峡緊張で

超大型タンカーの余剰が1年2カ 月ぶりの低水準まで縮小した。中国の原油輸入増とホルムズ海峡が閉鎖 されるかどうか緊張状態が続いていることが背景。

ブルームバーグが7人の船舶ブローカーや船主に17日調査したと ころ、今後30日間に用船できる船舶は積み荷見通しを5%上回る水準 で、これは余剰幅としては2010年11月2日以来の低水準。マレック ス・スペクトロン・グループによると、2月の原油海運コストが見込み 取引される先物契約の価格は横ばい。前日は昨年9月1日の値付け開始 以降で最大の上昇だった。

原油タンカー運航を手掛けるフロントラインの経営部門のイエン ス・マーチン・イエンセン最高経営責任者(CEO、シンガポール在 勤)は17日の電子メールで、23日から春節(旧正月)で1週間の休み に入る中国で需要が高まり用船レートを押し上げている可能性があると の見方を示した。

フェーンリー・コンサルタンツ(オスロ)のアナリスト、スベレ・ ビョルン・スベニング氏は電話で、イランがホルムズ海峡閉鎖を警告し ているため、トレーダーが在庫を増やすかもしれないと述べた。

バルチック取引所(ロンドン)によると、指標であるサウジアラビ ア-日本間の用船レートは16日、6%上昇し、ワールドスケールで

56.10ポイントとなった。過去2カ月で最大の上昇率。超大型タンカー (VLCC)1隻の原油積載量は200万バレル。

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