バルチック海運指数:09年以降で初めて1000下回る-中国の需要減

商品海運コストの指標となるバル チック・ドライ指数が2009年1月以降で初めて1000を下回った。中 国の鉄鉱石海運需要が鈍化している兆しが示され、船舶の供給過剰が悪 化していることが背景にある。

バルチック取引所(ロンドン)のデータによると、バルチック・ド ライ指数は20営業日続落し974となり、年初来の低下率は44%とな った。ケープ型の用船レートが8.3%下げたほか、指数を構成する4種 の船舶全てが低下した。

マースク・ブローカー・アジアのディレクター、カスパー・モラー 氏によると、世界最大の鉄鉱石消費国である中国の需要軟化により用船 需要が後退している。世界最大の船舶ブローカー、クラークソンによれ ば、バルチック・ドライ指数を構成する船舶のうち最大のケープ型は世 界のばら積み船の約40%を占める。

モラー氏は17日、北京からの電話インタビューで「中国市場が少 しの間でも減速すれば、直ちに影響が及ぶ」と指摘。「また、多くの新 造船が納入されている」と述べた。

RSプラトー・マーケッツ(オスロ)は16日、最も海運需要のあ る中国の鉄鉱石輸入が春節(旧正月)を前に鈍化していると指摘した。

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