ブラジル株:6カ月ぶり高値-商品相場高でOGXなど資源株に買い

17日のブラジル株式相場では、 指標のボベスパ指数が6カ月ぶり高値に上昇。中国が同国の景気拡大 を後押しするとの観測から商品相場が急騰し、ブラジル資源株の見通 しが明るくなった。

資産家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ石油会社OGXペトロ リオ・エ・ガス・パルチシパソンエスとブラジル石油公社(ペトロブ ラス)は1.9%と0.6%それぞれ上昇。原油相場が4営業日ぶりに反 発したことが手掛かり。中国を最大の輸出市場とする鉄鉱石生産最大 手ヴァーレは4.1%値上がりし、3カ月ぶりの大幅高。2012年は配当 として、少なくとも昨年から5割増しの総額60億ドル(約4610億円) を支払う計画を明らかにしたことが好感された。MSCIブラジル指 数の10業種では素材セクターが最も上昇した。

ボベスパ指数は前日比1.1%高の60645.90と、昨年7月以来の 高値で終了。指数構成銘柄のうち上昇が47銘柄、下落は23銘柄。通 貨レアルは0.1%安の1ドル=1.7873レアル。

レメ・インベスチメントスのジョアン・ペドロ・ブルガー氏は電 話取材で、「中国指標がブラジルを含む世界の市場を押し上げた」と 指摘。「特にヴァーレなど資源会社にとっては明るいニュースだ」と 述べた。

証券取引所を運営するBM&Fボベスパの発表によると、ブラジ ル市場は技術的問題により、サンパウロ時間午前11時(日本時間午 後10時)から始まる株式取引が85分遅れで開始した。ブルガー氏は 「取引が行われなかった時間帯に主要なイベントがなかったため、影 響はなかったと言えるだろう」と語った。

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