政府・日銀首脳:欧州債務問題など協議-白川総裁「内外需注視」

野田佳彦首相は17日昼、日本銀行 の白川方明総裁と首相官邸で会談し、欧州の債務問題を中心に内外の 経済金融情勢について意見交換した。白川総裁が会談後、記者団に明 らかにした。白川総裁は記者団に、これからも首相と頻繁に意見交換 したいと語った。

白川氏は会談について「特に欧州のソブリンの問題を中心に説明 し、支店長会議の結果を踏まえながら、日本経済の状況について説明 した」と記者団に説明。日銀として「外需、内需の動きを注意深く見 ていく必要がある」との認識を首相に伝えたことを明らかにした。

その上で、「欧州の問題がさまざまな形で日本の経済に影響を与え ると説明をして、首相もそういう認識に対して多分、同じような認識 にあるのかなと思うが、いずれにしても首相の意見は官房長官から聞 いてほしい」と述べた。

藤村修官房長官は午後の会見で、会談について「引き続き政府と 日銀が一体となってデフレ脱却に向けて取り組んでいくことが極めて 重要だとの認識は一致した」と紹介した。

白川総裁は首相との会談について、「前回の会合は10月11日で、 約3カ月ぶり」と指摘。「首相も『こういう意見交換は有益だ』と言わ れたので、もう少し頻度を上げて意見交換の場を持ちたいという話を した」と語った。藤村氏も会見で「これまでより頻度を上げて定期的 に意見交換し、認識の共有を図っていくことについて合意した」と指 摘した。

藤村氏によると、会談には政府側から藤村氏、安住淳財務相、古 川元久経済財政担当相、日銀側から山口広秀、西村清彦両副総裁が同 席した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE