財務相:EFSF債「直ちに信頼揺らがず」-ユーロは動向見極めへ

安住淳財務相は17日午前の閣議後 会見で、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が ユーロ圏の救済基金である欧州金融安定ファシリティー(EFSF) の格付けを引き下げたことを受け「直ちにEFSF債についての信頼 が揺らぐとは思っていない」との認識を示した。

同相は、「これまでも安定運用のための有力な商品として、一定割 合の購入を続けてきた。その考え方に変更を与えるものではない」と 述べ、EFSFが発行する債券を継続して購入する考えを示した。

また、対ユーロでの為替介入の必要性については「慎重に為替レ ートの動向を見極めたい。欧州ではギリシャの債務削減の交渉などを 見ながら為替が大きく動くこともある。慎重に対応したい」と語った。

さらに、ユーロ安が「日本の輸出企業に影響を与えるという懸念 材料になっている」と述べるとともに、「生産量全体にも影響を与え出 している可能性がある。そういったことも注意深く注視していかなけ ればならない」と強調。その上で、欧州が政府債務問題に端を発した 信用不安の拡大を防ぐスキームの構築を急ぎ、国際社会の期待に応え るべきだとの認識を重ねて示した。

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