ブラジル:金利先物利回りが低下、EFSF格下げで-レアル変わらず

ブラジルの大半の金利先物の 利回りは低下した。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P) が欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の格付けを引き下げ たことで、欧州の債務危機が世界の経済成長を弱め、インフレを 鈍化させるとの観測が広がった。

2015年1月限の金利先物の利回りは3ベーシスポイント(1 bp=0.01%)低下の10.83%。13年1月限の金利先物は1bp 上昇の10.02%。一時は6bp上昇していた。通貨レアルはほぼ変 わらずの1ドル=1.7861レアル。13日は1ドル=1.7863レアルだ った。

S&Pが先週フランスとオーストリアなどを格下げしたのに 続いてEFSFが最高格付けを失ったことで、トレーダーらは利 下げ幅が大きくなるとの見方を強めている。グラウ・ジェスタン・ ジアチーボスのポートフォリオマネジャー、アルトゥール・トッ ティ氏(サンパウロ在勤)によると、16日は米国が祝日のため、 17日に米国市場が再開した時、市場が格下げにどのように反応す るかトレーダーらは警戒しているという。

トッティ氏は電話インタビューで、「DI(金利先物)は主に 格下げのため、それまでの上昇分をすべて戻した」と述べた。

16日発表の指標で11月の経済成長が予想を上回ったことが 示されたことから、金利先物利回りは一時上昇しており、中央銀 行が利下げのペースを加速させるとの観測が後退していた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE