欧州新車販売:昨年は1.4%減の1360万台-仏伊メーカーが不振

欧州の新車販売台数は昨年、4 年連続で前年割れした。消費者信頼感の悪化と記録的高水準の失業率 を受け、イタリアのフィアットのほか、フランスのプジョーシトロエ ングループ(PSA)とルノーの落ち込みが目立った。

欧州自動車工業会(ACEA)の17日発表によると、2011年 の欧州新車販売台数は前年比1.4%減の1360万台。12月単月で は前年同月比で5.8%減少した。

欧州の5大市場のうち4市場が縮小し、販売台数はスペインで 18%、イタリアでは11%それぞれ減少した。失業率は1999年の ユーロ導入以前の高水準にとどまり、12月の消費者信頼感は8カ月 連続で悪化し2009年8月以来の低水準となったことが背景。

プジョーとルノーは在庫調整のため減産している。フィアットの セルジオ・マルキオンネ最高経営責任者(CEO)は今月に入り、イ タリアでの今年の販売台数は170万台を割り込んで1985年以来の 低水準に落ち込む公算が大きく、欧州自動車販売は2014年まで横 ばいとなる可能性があるとの見方を示した。

プジョーの11年の販売台数は前年を8.8%下回り、フィアッ トは12%減少。ルノーは8.1%減だった。

国別では、英国が昨年4.4%、フランスが2.1%それぞれ減少。 最大市場のドイツでは12月に6.1%増加し、通年では8.8%増と なった。

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