ポルトガル:18日に短期債入札、救済以降で期間最長-需要の試金石に

ポルトガルは18日、昨年の救済要 請以降では償還期間の最も長い国債の入札を実施する。同国債に対す る市場の需要の試金石となる。

ポルトガルは10年債利回りが過去最高水準で推移する中、期間 11カ月の短期債入札を行う。米格付け会社スタンダード・アンド・プ アーズ(S&P)が13日にポルトガルの格付けをジャンク級(投機的) に引き下げたことで金利は上昇しており、一部のインデックスファン ドは同国債を保有できない状況となっている。

公債管理機関IGCPの12日の発表によると、18日に期間3カ 月と6カ月、11カ月の短期債を最大25億ユーロ(約2430億円)入札 する計画。今月4日の10億ユーロ規模の3カ月物入札では、平均落札 利回りが4.346%と、昨年12月7日の前回入札時の4.873%から低下 した。応札倍率は2.4倍と、12月の2倍を上回った。

バンコ・カルゴサのファンドマネジャー、フィリペ・シルバ氏は 「少なくとも2012年は、ポルトガルがデフォルト(債務不履行)に陥 ることはない」と述べ、「楽観的見方が多少ある」と指摘した。

同国は11年4月6日に1年物国債の入札を実施。平均落札利回り は5.90%だった。それを最後に1年物国債入札は実施しておらず、同 国はその後、ギリシャとアイルランドに続いて欧州連合(EU)と国 際通貨基金(IMF)に救済を要請した。同国は13年末に長期国債市 場への復帰を目指している。

ブルームバーグとEFFASがまとめた指数によれば、ポルトガ ルの長期国債相場のリターン(金利再投資分を含む)は今年、13日の 格下げ前の時点でプラス5.2%だった。10年債利回りは16日、一時

2.03ポイント上昇し史上最高の14.48%に達した。ドイツ国債に対す る上乗せ幅は過去最大の12.70ポイントに拡大した。

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