アジア株:上昇-中国の金融緩和観測で、フランス入札結果も好感

17日のアジア株式相場は上昇。 このままいけばMSCIアジア太平洋指数は終値ベースで約6週間ぶ り高値となりそうだ。中国の経済成長率が昨年10-12月(第4四半 期)に2009年以来の低水準となったことを受け、当局が融資抑制を 緩和するとの観測が強まった。フランスの入札結果も手掛かりとなっ た。

欧州最大の銀行、英HSBCホールディングスは2.4%上昇。フ ランス政府が実施した証券入札は、格下げ後にもかかわらず、借り入 れコストが前回入札を下回った。香港市場では不動産開発会社の碧桂 園(カントリー・ガーデン・ホールディングス)が3.5%高。オース トラリアのウラン生産会社、パラディン・エナジーは12%高。生産増 加の発表が好感された。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時9分現在、前日比

1.7%高の117.58。構成銘柄中、値上がりと値下がりの比率は約7対 1。日経平均株価は同88円4銭(1.1%)高の8466円40銭で引け た。

ラッセル・インベストメント・グループのアジア太平洋地域担当 チーフ投資ストラテジスト、アンドルー・ピース氏(シドニー在勤) は「伝え聞いたところでは、中国の政府幹部は欧州の見通しについて 極めて強く懸念しており、それは中国の政策姿勢がこれまでよりも緩 和方向に向かうことを示唆している」と語った。

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