ブラジル株:ボベスパは2週間ぶり大幅高-経済成長見通しを好感

16日のブラジル株式相場では、 指標のボベスパ指数が2週間ぶりの大幅高。昨年11月の同国経済 が予想を上回るペースで拡大したことを受け、レンタカー会社の ロカリザ・レント・ア・カーを中心に内需関連株が買われた。

中南米最大のレンタカー会社、ロカリザは4.9%高と、7週間 ぶり安値から上昇。ブラジル中央銀行が発表した同国の昨年11月 の経済活動指数が1年7カ月ぶりの速いペースで上昇したことが 好感された。資産家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ石油会社 OGXペトロリオ・エ・ガス・パルチシパソンエスは5.8%値上が りし、昨年12月20以降で最大の上げとなった。原油相場高に加 え、沖合油井での原油発見を明らかにしたことが材料視された。 ブラジル石油公社(ペトロブラス)も2.6%上昇した。

ボベスパ指数は前週末比1.4%高の59956.46で終了。3日以 来の大幅高となった。指数構成銘柄のうち上昇が53銘柄、下落は 14銘柄。通貨レアルはほぼ変わらずの1ドル=1.7861レアル。

オレン・インベスチメントス(リオデジャネイロ)のエコノ ミスト、グスタボ・メンドンサ氏は電話取材で、「経済活動指数は 予想を上回る内容となり、ブラジル経済が数カ月の低迷状態から 回復していることが示された」と指摘した。

ブラジル中銀がこの日ウェブサイトで発表した11月の経済活 動指数は前月比1.15%上昇した。ブルームバーグがまとめたアナ リスト21人の予想中央値は同0.9%上昇だった。国内総生産(G DP)の目安となる同指数は昨年10月まで、2008年の米リーマ ン・ブラザーズ・ホールディングス破綻以降で最長となる3カ月 連続での低下となっていた。

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