PPC:操業停止中の佐賀関製錬所、復旧に1カ月の見込み

国内銅製錬最大手のパンパシフィッ ク・カッパー(PPC、東京都千代田区)は、7日の火災事故以降、操 業停止となっている佐賀関製錬所(大分県)の復旧までに約1カ月かか るとみている。ただ、国内の銅地金の需要は落ち込んでいるため、需給 に大きな影響は出ないとみている。

PPCの三浦章執行役員が16日、ブルームバーグ・ニュースとのイ ンタビューで述べた。佐賀関製錬所は火災事故で、高圧ケーブル、変電 設備などが損傷し、停電した。自家発電設備を使用するなどして復旧作 業を進めているが、操業停止の状態が続いている。

操業停止の影響について三浦執行役員は「スポットで輸出しようと していた分を減らす」と指摘。国内の販売環境は良くないため、すでに 契約済である顧客への販売については、「影響は特に出ていない」とい う。

PPCは佐賀関製錬所のほか、玉野製錬所(岡山県)、日立精銅工 場(茨城県)で銅地金を生産している。12年3月期下期(10-3月)の 銅地金の生産計画は前年同期比2.9%増の27万2400トン。佐賀関が1カ 月停止した場合の生産への影響については公表していない。

PPCはJX日鉱日石金属が66%、三井金属が34%出資している。

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