香港株(終了):ハンセン指数、下落-欧州格下げで危機懸念強まる

香港株式相場は下落。ハンセン指 数が約1週間ぶりの大幅安となった。米格付け会社スタンダード・ア ンド・プアーズ(S&P)がフランスの格付けを最上級から引き下げ、 他の欧州8カ国も格下げしたことで、欧州債務危機が悪化するとの懸 念が強まった。

欧州を最大市場とする衣料小売りのエスプリ・ホールディングス (330 HK)は2.2%安。銅先物相場の値下がりに伴い、銅生産で中国 最大手の江西銅業(358 HK)は3%安。アルミニウム生産最大手のチ ャルコ(中国アルミ、2600 HK)も安い。

中国の経済成長が鈍化しつつある兆しが広がる中、チャイナ・リ ソーシズランド(華潤置地、1109 HK)など中国本土の不動産銘柄が下 落。乗客数でアジア最大の航空会社、中国南方航空(1055HK)は8.6% 安。シティグループの投資判断引き下げが響いた。

パイパー・ジャフレー・アジア・セキュリティーズのプリンシパ ルセールストレーダー、アンドルー・サリバン氏(香港在勤)は「欧 州は依然として債務問題に取り組む必要がある。世界中で多くの不確 実性がなお存在している」と述べた。

ハンセン指数は前週末比192.22ポイント(1%)安の19012.20 で終了。構成48銘柄中、値下がりと値上がりの割合は約10対1。ハ ンセン中国企業株(H株)指数は同1.4%安の10489.59。

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