欧州株は今後3カ月で10%下落か、今年後半は回復へ-ゴールドマン

ゴールドマン・サックス・グル ープによると、欧州株は域内の債務危機が経済に悪影響を与えるとの 懸念から最大10%下落する可能性があるが、2012年後半には回復す る見通しだ。

ゴールドマンの株式ストラテジスト、ジェラルド・モーザー氏 (ロンドン在勤)は13日、チューリヒで開かれた同社主催のグロー バル・ストラテジー会議で、ストックス欧州600指数は今後3カ月 で225に下落する可能性があると述べた。その上で、同指数が今年 後半には回復し、底値を最大20%上回る水準である250-270で終 わると予想した。

モーザー氏は「舵取りが困難な年になるだろう。危機の短期的な 結末をめぐり多くの不確実性があることで、投資家は懸念しているも のの、何らかの解決策や持続的なスプレッド縮小を受け、株式は上昇 すると予想している」と述べた。

ストックス欧州600指数は年初から2.5%上昇。世界各地の経済 指標が予想を上回ったほか、ユーロ圏の債券利回りの低下が債務危機 の拡大懸念を和らげたことが背景にある。

モーザー氏は、「フランスとドイツの債務負担をめぐる合意に後 押しされ、今後数カ月以内に解決策が出ることはあり得る」との見方 を示した。

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