11月の米貿易赤字:478億ドルに拡大-輸出が減り輸入は増加

米貿易赤字は11月、市場予想を 上回る拡大となった。輸出が減った一方で、輸入が原油や自動車を中 心に増えた。

米商務省が発表した昨年11月の貿易収支統計によると、財とサー ビスを合わせた貿易赤字(国際収支ベース、季節調整済み)は478億 ドルと前月から10.4%拡大し、昨年6月以降で最大となった。前月は 433億ドル(速報値は435億ドル)だった。ブルームバーグ・ニュー スがまとめたエコノミスト予想の中央値は450億ドル。

BNPパリバの米国担当シニアエコノミスト、ジェレミー・ロー ソン氏は「世界的に成長が鈍化しており、外需よりも内需が若干力強 い状況だ」と指摘。「問題は、米国内の消費が昨年末に続き今年前半も 持続できるかどうかだ。向かい風となる要因がいくつもある」と続け た。

11月の輸入は1.3%増の2256億ドルと半年ぶり高水準。原油が 273億ドル(前月260億ドル)に増えた。バレル当たりの価格は半年 ぶりに上昇した。数量も2億6620万バレルと、前月(2億6320万 バレル)を上回った。石油製品を除いた貿易赤字は201億ドルで、前 月の191億ドルから拡大した。自動車の輸入は8億1600万ドル増え て、223億ドル。

輸出は0.9%減の1778億ドル。消費財が過去最大の157億ドル に伸びたものの、全体では落ち込んだ。

国内総生産(GDP)の算出に使用されるインフレの影響を控除 した実質財収支は475億ドルの赤字と、赤字幅は前月の440億ドルか ら拡大した。7-9月(第3四半期)の平均は460億ドルの赤字。

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