海外勢昨年7月来の2週連続買い越し、1月1週日本株-米統計堅調

2012年年初の日本株相場の堅調を 支えたのは、主に海外投資家だったことが東京証券取引所のデータで 分かった。海外勢は、昨年7月以来の2週連続の買い越しだった。

東証が13日に発表した1月1週(4-6日)の投資部門別売買動 向(東証・大証・名証3市場の1・2部合計)によると、海外投資家 の買越額は493億円。前の週の862億円から金額は縮小したが、2週 連続で買い越したのは昨年7月8日以来のことだ。

第1週のTOPIXは、昨年末に比べ0.1%高の729.60ポイント と2週連続で上昇。米供給管理協会(ISM)が3日発表した昨年12 月の米製造業は前月よりも拡大ペースが加速し、ここ6カ月間では最 も良好な結果だった。

みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリス トは、「欧州債務問題の影響が出ると懸念された米国の経済指標が予想 より堅調だったことから、ショート(売り持ち)していた向きの世界 的なリスク資産買い戻しが要因」と見ている。

このほか、主な買い越し主体は証券会社の自己売買部門(金額127 億円)が4週ぶり、信託銀行(86億円)が11週連続、投資信託(77 億円)が3週連続など。このうち、信託銀の連続買い越しは、2010年 7月4週の14週連続以来、1年5カ月ぶりの記録となる。

半面、主な売り越しでは、個人(611億円)が3週連続、生保・ 損保(131億円)が2週ぶり、都銀・地銀等(27億円)が7週連続な どだった。

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