新日本の外部委:「現時点で問題ありとせず」-オリンパス監査で

新日本監査法人によるオリンパスの 監査について検証している外部委員会は、監査体制について「現時点で 問題ありと判断していない」ものの、英ジャイラス買収に関する会計 処理についてはさらに調査する方針。

新日本の外部委である「オリンパス監査検証委員会」の郷原信郎委 員(名城大学総合研究所教授)が、13日に都内で開いた調査経過の説明 会で語った。

新日本は2010年3月期からオリンパスの監査を担当。同社の損失隠 し問題を調査した第三者委員会が、監査法人のチェック体制に「問題な しとしない」と指摘したことを受け、検証委を設置していた。

検証委は昨年12月27日の中間報告で、前任のあずさ監査法人から 新日本への引き継ぎに「問題なし」としたが、もう1つのポイントの ジャイラス買収の会計処理に関しては引き続き調査するとしていた。

ジャイラス買収は08年だったが、その後の10年3月末にオリンパス が優先株買い取りで投資助言会社に過大な支払いを行い、のれんとして 計上したことが損失隠しの発覚につながった。

郷原氏はのれん計上による会計処理に「問題がないと最終判断して いるわけではない」と語り、今後も調査を続ける意向を示した。また、 2月末までの予定だった検証委の最終報告の時期が、警察も捜査を開始 したことなどで、3月にずれ込むかもしれないと語った。

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