来週のNY原油先物:50%が下落予想-米経済減速を懸念

来週のニューヨーク原油先物相場 は、下落するとの見方が優勢だ。米経済の減速が懸念されている。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト30人を対象に実施した調 査では、15人(50%)が来週の原油先物相場は下落すると予測。上昇 を予想したのは10人(33%)。ほぼ変わらずは5人だった。前回は47% が値下がりするとみていた。

昨年12月の米小売売上高の伸びが予想を下回り、年初の消費支出 の減少を示すと受け止められた。先週の新規失業保険の申請件数は増 加した。BPの世界エネルギー年次統計によると、2010年は米国が世 界の石油需要の31%を占めた。

エネルギーを中心に投資するヘッジファンド、アゲイン・キャピ タル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「経済を めぐる懸念が再燃するだろう。失業保険申請件数が再び増え、年末商 戦が振るわなかったことに注目が集まっている」と述べた。

12月の米小売売上高は0.1%増にとどまり、ブルームバーグ・ニ ュースの調査による予想中央値0.3%増を下回った。11月は0.4%増 だった。1月7日に終わった週の失業保険新規申請件数は2万4000 件増の39万9000件だった。

2004年4月の調査開始以降、相場の方向性を正しく予測した確率 は48%。ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週 木曜日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通 しを問う調査を実施している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE