中国人民元:2週連続下落の公算-輸出減速で上昇ペース鈍化か

中国人民元は2週連続の下げで越 週しそうだ。昨年12月の同国輸出が2年ぶりの低い伸びにとどまった ことなどが影響している。

ブルームバーグがエコノミスト18人に実施した調査の中央値に よれば、中国の2011年10-12月(第4四半期)の国内総生産(GD P)は前年同期比8.6%増と、09年4-6月(第2四半期)以来の低 水準にとどまると予想されている。発表は来週の予定。12月の輸出は 前年同月比13.4%増にとどまり、消費者物価指数(CPI)は1年3 カ月ぶりの低い伸びとなった。

スコシア・キャピタルのストラテジスト、サッシャ・ティハニ氏 (香港在勤)は「世界経済が不透明な中で輸出に影響が出ているため、 人民元の上昇ペースは過去数年に比べてかなり慎重な足取りとなるだ ろう。中国は輸出競争力を過度に失うことを望んでいない」と述べた。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上 海時間13日午前9時56分(日本時間同10時56分)現在、1ドル=

6.3173元と、前週末比0.1%下落。前日比ではほぼ変わらずとなって いる。

香港オフショア市場では6.3145元と、週間ベースで0.1%下落。 一方、人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は

6.3155元と週間で0.5%上昇し、5週連続の値上がりとなっている。

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