メキシコ中銀副総裁:ペソ安の物価への影響は限定的-金利据え置きへ

メキシコ中央銀行のマヌエル・ラ モス・フランシア副総裁は12日、同国の消費者物価について、自国 通貨安の影響を「非常にうまく」吸収していると指摘した。

副総裁はメキシコ市でのイベントで、同国の金融政策はここ数年 の物価の下降トレンドに沿ったものであり、政策担当者らは4.5%の 現行政策金利に満足していると述べた。メキシコ中銀は2009年7月 以降、政策金利を過去最低の水準で維持している。中南米の主要中銀 で過去1年にわたり金利据え置きを続けているのは同行だけ。

メキシコ通貨のペソは昨年6月末以来、対ドルで14%下落。中南 米の主要通貨で最大の下げとなっている。ペソ安が輸入コストを押し 上げる一方で、昨年12月のインフレ率は3.82%と6月の3.28%か ら小幅な伸びにとどまっている。当局は年間のインフレ率目標を3% プラス・マイナス1ポイントに設定している。

ラモス・フランシア副総裁は、電子メールで12日送付したリポ ートで、メキシコ中銀は「短期的に金利を据え置く見通しで、予見し 得る将来についてもその公算が大きい」との見解を示した。

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